昭和から愛されてきたテレクラ

テレクラが登場したのは1985年、年号が昭和だった頃です。発祥地は二説あり、東京・大阪いずれかとされています。
当時から女性の取り込みは盛んで、女性誌にフリーダイアルを掲載したり、街頭でポケットティッシュを配布したり、あの手この手でアピールしていました。
仕組みは今と変わらず、女性がコールをし、専用の個室に待機している男性が受ける流れです。女性からのコールは早い者勝ちで、最も早く受話器を上げた男性に軍配が上がります。当時は、反射神経に優れる男性ほど得であり、優位でした。

もちろん、そうでない男性が黙っていないわけがありません。
不満と苦情の連続に、運営側はシステムを変更。女性からのコールをフロントで一括管理し、入店した順に割り当てるようになりました。
この頃から、細やかなサービスを提供する運営も登場しました。待機する男性の好みを把握し、それぞれに合った女性を割り当てる。たったこれだけのサービスで、大幅に売り上げを伸ばした店も珍しくなかったそうです。
90年代、年号が平成に変わってからもテレクラ人気は相変わらずでした。しかし当時を知る人の話では、この頃の環境は最悪の一言に尽きるといいます。
室内に充満する煙草の煙、プライバシーなど到底保護できない薄い壁、ボッタクリバーよろしくの如く料金が割高の店・・・等々。テレクラを楽しむためには、女性の前に、楽しめる店を探すところから始めねばならなかったのです。
また、テレクラを危険視する声が上がり出したのもこの頃です。
1986年4月のことでした。家出中の女子高生がテレクラを利用し、男性とデートをしているところを補導されました。
1990年代の初頭には、援助交際の温床になっているのではないかという批判が上がりました。その数に比例するかのごとく、補導件数は増加していきました。

2000年に入ると、サービスに衰退の傾向がみられるようになりました。インターネットと出会い系サイトが、テレクラに打って変わろうとしたのです。
2002年になると法改正が行われ、利用は18歳以上に限定且つ身分確認が義務化され、更に深夜0時から日の出まで営業が禁止されました。これにより、テレクラは益々サービスを衰退させていきます。
2015年、現在はインターネットを介しサービスを提供している業者が多いです。しかし店舗タイプも根強い人気を誇り、通い詰める利用者も増えています。

店舗の室内環境はかなり改善され、ドリンク自由、DVDや漫画レンタル自由、リクライニング可・・・と、さながらネットカフェのようになっています。
今後のサービス取り扱いについては、利用者の良心次第でしょう。未成年を巻き込む様なことはせず、大人同士の時間をお楽しみ下さい。

ポイント消費が必要

テレクラを利用するには、当然タダで使えるというわけではありません。
テレクラを使うにはいわゆるポイントが必要で、このポイントはお金で事前に購入をする必要があります。
ですが前払い制なので、お金のことを気にしながら利用をすることがなく、安心して使えるかと思います。
後払いの場合は、最終的に利用が終わるまでいくら使ったのかがわからず、高い金額にまで利用料金が膨れ上がってしまうこともあります。
しかし前払いならば事前に自分でいくら使うかを決めることができるので、それ以上の利用になることはなく安心です。
後払いだと、使った覚えもないようなサービスについて料金を請求されるような、架空請求のトラブルも心配です。
テレクラのシステムについては、実際に使ったことがないといまいちイメージしづらいものではないかと思います。
基本的に、料金は男性が払うのがテレクラのシステムの基本的な部分です。
これは一般的な出会い系サイトでも同じように、女性は無料で男性は有料、というシステムになっています。
テレクラで相手を見つけるために、まずは会員登録を始めるところから利用を開始していきます。
会員登録に関しては無料というところがほとんどなので、実際に利用を始めるまではお金がかかる心配もありません。
サービス内容もサイトによってかなり幅広いものがありますので、自分の好みに合っているものを見つけるのが最大のポイントでしょう。
エッチな会話を楽しみたいのであればそういったサービスを提供しているところに会員登録をすべきですし、そうではないならば別のサービスを探す必要があります。

テレクラと援助交際の関係

日本の出会い系というものを考えるうえで、援助交際との関係はどうしても切ることができません。
かつて主流だった出会い系であるテレクラについても、この援助交際との関係は存在していました。
援助交際とは、売春ともいえる犯罪行為で、金品と引き換えに性行為をするというものです。
現在でも援助交際に関する規制や取り締まりは厳しく行われていますが、それでも援助交際が一切なくなるということはありません。
それだけ、男性の性欲と女性のお金のために体を売るという行為がなくならないということなのかもしれません。

テレクラが登場したのは1980年代半ばですが、ここで見知らぬ女性と電話をして実際に出会う、という出会いの形が確立することになりました。
男性はテレクラに登録をして、個室に入って女性からの電話を待ち、そのやり取り次第で実際に出会う約束を取り付ける、というものです。
うまくいけばその日のうちに合ってホテルに行くこともできる、ということから男性の人気も高く、女性も男性との出会いを求めてテレクラを利用することが多かったようですね。
このシステムに女子高生が注目するようになり、援助交際の温床となっていきました。
女子高生にしてみれば、女性は電話をかけることが無料というテレクラのシステムがマッチしていたのかもしれません。
男性も若い女性と出会えるということで、犯罪とわかっていても援助交際に手を出すことが増えていきました。
女性もこの行為を売春ではなく援助交際と言い方をぼかして、正当化しながら行為を続けていったということがいえます。

援助交際に翻弄されたテレクラ

テレクラの歴史は、援助交際に振り回されたといっても過言ではありません。それは近年も変わりなく、至る所でテレクラを震源地とする援助交際が発生しています。
その背景には、テレクラ界独特の閉鎖空間が関係しているのでしょう。
テレクラはシステム上、別グループの会話に干渉することが出来ません。男女は自分たちだけの閉鎖空間を堪能し、また人目の無さから大胆な行動を起します。かくして結ばれる密約が、援助交際に発展するわけです。

テレクラが世に登場したのは1980年代、バブル真っ只中のことでした。
登場当初からシステムは変わっていません。男性は料金を支払って電話を待ち、女性はフリーダイヤルにコールすることで出会いが生まれます。
携帯電話が普及していなかった当時は、店舗型を利用する男性が大半でした。固定電話や公衆電話を利用することも出来ましたが、第三者に会話を聞かれてしまう可能性があったためです。
この頃から未成年に纏わる問題は浮上しており、テレクラで知り合った男性とどうこうと、補導に関する報道がされたこともありました。女性はフリーダイアルにコールすれば利用できるため、未成年のみを締め出すことなど不可能でした。
業者側が黙認していたケースも少なくありません。下心を持った男性は容易に金銭を落とすためです。事実、当時のテレクラは性産業的な意味合いも持っていたといわれます。

1990年代になると、女学生による援助交際が話題となります。
彼女らの言い分は面白いもので、「これは売春ではなく男性の善意=援助。間違ったことも汚いこともしていない。何がいけないの」・・・言わずもがな、やっていることは売春と変わりません。
恐らく彼女らは、現代における売春は悪であると理解していたのでしょう。そして、罪悪感から逃れるために生まれた言葉が援助交際であると考えると、なかなかに複雑です。
しかし、世間がそれを黙認するわけがありません。テレクラは援助交際の温床とされ、各方面から総攻撃を受けます。入店する者は身分確認を義務付けられ、店側には深夜0時〜日の出までの営業を禁ずる厳しい規制が敷かれました。

このタイミングで登場したのが、ご存じ出会い系サイトです。テレクラの後釜に入った出会い系サイトは爆発的な勢いで普及し、援助交際の新たな温床となりました。
売春はもとより、未成年と関係を持てば法律で罰せられます。実際の行為はもちろん、性器を見る・触るといった行為もNGです。またケースによっては、誘拐・監禁罪に問われることもあります。
テレクラや出会い系サイトが悪というわけではありません。結局のところ、個人の使い方次第です。しかし、利用するのであれば十分にご注意ください。

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